プロポーズや入籍を済ませて、いよいよ結婚式を挙げよう!という方々もいるのではないでしょうか?
でも、実際に準備を始めると言っても何から手を付ければいいの?
このような状況になってしまうのではないかと思います。
私も式を挙げるとなったときに、会場選びから様々なことを悩み、披露宴を行うまで決断の連続でした。
準備期間は会場選びから考えると約1年4か月。
私たち夫婦はホテルウェディングを選び、最高の式を挙げることができました。
今回は準備期間から披露宴当日までに行ったことをすべてご紹介します!
この記事を読むと、式場選びから披露宴当日までのことがわかり、安心して準備を行うことができるので、最高の式を挙げることができます。
目次
まずは式場選びと式場見学
式を挙げようと思い至っても、コンセプトや形式によってゲストハウス・専門式場・ホテル・レストランと様々な式場の中から決める必要があります。
本やホームページでは一概に決めることができないのが現状です。
自分たちに合った式場を選ぶために特徴を抑えて、実際に見学に行くのをオススメします。
式場見学では会場の雰囲気を実際に見るだけでなく、料理の試食やドレスの試着もできるので複数個所周るようにしましょう。
料理の試食ができるだけでも十分価値があります。
式場選びのポイント
ホテルウェディングの会場選びのポイントは、以下の通りです。
漠然と式場を見学に行っても、実際は何も決められないという事態に陥ってしまいます。
1つの式場内に会場が複数ある場合があるためです。
特に披露宴は70名や100名などの人数の規模で会場が異なりコンセプトも変わってきます。
ですので、先にある程度のゲストの数を決め、挙式を行う会場の座席数・披露宴の会場の雰囲気を確認するとよりイメージがしやすいです。
また、立地などのアクセスの良さにも注目しましょう。
駅などから徒歩で移動できるのか、車両が必須なのかも、重要なポイントです。
式場によっては送迎バスなどが出る場合もありますが、女性が着物やドレスを着て大人数のバスで移動することへの負担も検討材料になります。
料理やサービスについては実際に会場に行って試食やスタッフと直接話をすることで確認しましょう。
会場選びで注意すべき点
会場選びで注意すべき点は、以下の通りです。
日程についてはゴールデンウィークの大安やお日柄が良い日などは、やはり人気で予約できない場合が多々あります。
具体的には1年前から予約は入ってしまうような状態です。
式場によっては午前・午後で時間をずらして予約を取ることもできますが、満足のいく日程にするには早めに動くことをやはりオススメします。
演出における費用も注意が必要です。
式場見学の段階でも見積は出してもらえますが、何も伝えないと必要最低限の見積もりになります。
「○○の演出がしたい!」といった希望があれば事前に実現可能なのかどうかや費用を事前に確認し検討しましょう。
このことから、実際に式場見学に行く際にも、ある程度のコンセプト・ゲストの数・アクセス方法・演出を考えておくと決めやすくなります。
ゲストハウス
ゲストハウスウエディングとは、一軒の邸宅を使って行う結婚式のことです。
一日一組貸切の会場も多く、めいいっぱい自由に会場をつかってゲストをおもてなしできるのが魅力のひとつ。
もちろん結婚式を専門として建てられた会場なので、チャペルなどの設備も充実しています。
自宅に招いたかのようなアットホームな結婚式を挙げたいカップルにオススメな会場です。
見学としては、山梨県笛吹市のラオス・ミラベルに見学へいきました。
チャペルやガーデンはとてもきれいですが、交通の便はいまいちでした。
また、見積もりは大分強気の見積もり。
専門式場
専門式場とは、結婚式を専門に行うために造られた会場です。
挙式会場や披露宴会場を同一施設内に複数併設しており、ゲストの人数やコンセプトで好きに組み合わせることができます。
また、ヘアメイクやフィッティングなども同じ施設内で行うことができるので、わざわざい色んな所へ出向く必要がないのも魅力です。
見学は山梨県甲府市のベルクラシック甲府へ行きました。
交通の便も駅近で問題はなさそうでした。
見積もりからも見て摂れますが、大分安くなっていました。
初めて見学に行くには、ハードルが低くイメージがしやすかったのはありがたかったです。
ホテル
ホテルウェディングは、ホテル内の式場で挙式・披露宴を行う結婚式です。
ホテルウェディングの特徴は、ホテルが提供するサービスが充実していることです。
宿泊や食事、ドレスや装花など、全ての準備をホテルが一括して行ってくれるため、手間がかからず、スムーズに結婚式を挙げることができます。
ホテルウェディングのメリットは、まず手間がかからず、スムーズに結婚式を挙げることができることです。
ホテルが提供するサービスが充実しているため、料理やスタッフ対応も高品質。
また、遠方からのゲストが前日に泊まり、支度を済ませ、そのまま参列することもできます。
一方、デメリットとしては、費用が高くなること・挙式の会場がゲストゲストハウスや専門式場よりも小さくなってしまうことが挙げられます。
始めの見積もりは次の通りです。
これにゲストの宿泊代などが上乗せになっていきます。
実際の式場見学の様子はこちら
山梨県内の式場を一通り見学した結果、式前後の利便性の高さやサービスの品質の高さ、何よりゲストの負担が極力少ない状態で楽しんでもらうことを第一のコンセプトとして、ホテルウェディングを選びました。
山梨県のホテルウェディングを扱っているホテルは記念日ホテルやホテル鐘山苑などありますが、甲府駅から歩いて来れること、県民への認知度を含め古名屋ホテルに決定しました。
ホテルウェディングの流れ
ホテルウェディングの流れは、以下の通りです。
実際には打ち合わせと同時進行で各種準備を進めました。
最高の当日を迎えるにあたり、大切なのは2つです。
パートナーと2人で作りあげること
ウェディングプランナーさんといい関係を作ること
新婦が1人で準備して喧嘩になるなんてことをよく聞きますが、まさにその通りで、すべての準備を1人で行うのは心が滅入ります。
式の主役は新郎新婦の2人です。
絶対に1人に任せるのではなく、2人で支え合って作り上げてください!
また、ウェディングプランナーさんと良好な関係を作ることも忘れずに。
プランナーさんはより良い式を行うために、様々な引き出しをもってアドバイスをくれます。
私たちも良好な関係を築くことで、こちらの行いたい演出に対して大分尽力していただきました。
日程の決定・契約
日程の決定は式場見学の際に見積もりを出してもらった段階で候補日を押さえることができます。
人気の日取りはすぐに埋まってしまうので、あらかじめ日取りを決めてから見学に向かいましょう。
私たちが実際に式場見学を開始したのが2022年1月中旬、挙式が2023年5月ですので約1年4か月前には日程を押さえました。
1年4か月までも私たちの希望日前後はすでに埋まっていたので、早ければ早いほどいいかと思います。
実際の契約は、見積もりと日取りを見て、即決で決めることもできますし、一端、日程を押さえてもらって持ち帰ることもできます。
3日以内であれば、日程を押さえつつ、早期契約特典も付けられるということで一度持ち帰らせてもらいました。
そして、実際に本契約を行う際には、前金として10万円を支払います。
早期特典としては、古名屋ホテルの場合は、全サービスが10%OFFになるメンバーカードを発行してもらえます。
そのほか次のような特典がありました。
ホテルウェディングの打ち合わせ
打ち合わせは全4回で、半年前ほどに第1回目を行います。
時期と内容は以下のようになります。(あくまで目安になります。)
打ち合わせの詳細はこちらからご確認ください。
それでは、実際に挙式の形式から各種準備まで紹介していきます。
挙式の形式
挙式の形式もキリスト教式・人前式・神前式と様々です。
ホテルのチャペルで行うにあたり、ここではキリスト教式と人前式についてご紹介します。
キリスト教式
現在の日本でも最も典型的な挙式スタイルです。
神が選んだ二人の結びつきを祝うという意味があります。
神に対して誓いを立てる挙式なので、進行は牧師が行います。
人前式
宗教的な背景はなく、参列しているゲストに誓いを立てる挙式スタイルです。
ゲストが承認になるため、ゲストの署名や拍手で成立します。
式の内容に宗教性がないため、オリジナリティを生かして行えるのが魅力的です。
ゲストとの一体感を一番に考えていた私たちは、人前式に即決しました。
挙式の演出
挙式の形式が決まったら、各種演出を決めていきます。
演出は入場から始まり退場まで、実は決めることは盛沢山!
1つ1つ確認していきましょう。
入退場
入退場の演出において小学生以下のお子さんに協力していただきました。
子どもたちにも式に参加してもらいたい、その保護者さんにも楽しんでもらいたいと思い依頼しました。
先日、3歳で乾杯の挨拶を行う少年も話題になりましたね。
一生懸命にやってくれる子どもたちの様子は非常に可愛らしいものです。
演出にあたり、フラッグは自作しました。
材料はセリア・DAISOの100円均一とネット通販でそろえます。
「Best ever day」は印刷して、糊付けしています。
ベールダウン
ベールダウンは挙式の直前に新婦さまのベールを新婦母やたいせつな方におろしてもらうセレモニー。
お母さまは新婦さまが生まれてからずっと成長を見守り、助けてきました。
結婚式当日に新婦がウェディングドレスを身にまとい、ベールをおろすのは身支度の仕上げです。
また、ベールには「愛する娘を災いから守ってくれますように」という、母親の願いが込められます。
「今までは私が一番そばで見守っていたけれど、これからは新郎さんが守ってくれるね。喜んで送り出すわね、幸せになってね」母親のそんな思いを込めて、新婦の身支度を完成させるのです。
誓いの言葉
誓いの言葉は、式場で定型文を用意してくれますが、だれに感謝と誓いを述べるかで変わります。
私たちは人前式にてゲストの方に承認をしていただく形式でしたので、ゲストに向けた誓いの言葉としました。
実際に使った誓いの言葉を紹介します。
誓いの言葉
私たち二人は 本日皆様から 温かい祝福をしていただき
結婚式を挙げられますことを 誠に幸福に思います
私たち二人は 今日からも お互いに深い理解と愛情とをもって
楽しみや苦しみを分かち合い どんな困難も二人で真摯に向き合い乗り越えていける
円満な家庭を築くことを誓います
実際に使ったオリジナルの誓いの言葉
指輪交換
指輪交換を行う際にも子どもたちに協力していただき、リングキッズを依頼しました。
リングキッズ:リングピローを新郎新婦に運んでもらいます。
リングピローはこちらのものを注文し、ドライフラワーと綿で装飾しました。
植樹の儀
受付にて、オリーブの木の鉢にゲスト全員で土を入れてもらいます。
オリーブは平和の象徴でもあり、夫婦の木とも呼ばれています。
オリーブは一本では実が付きにくく、品種の違うものを近くに植えることで実を結ぶため、そのように言われているのだとか。
土を入れてもらった鉢を最後に新郎新婦が2人で水を注ぎます。
ファミリーミート・親族紹介・記念撮影
挙式・披露宴が始まる前に新郎新婦の姿を家族や親族に見せる場です。
日々新郎新婦の成長を見守ってきた家族・親族にとっては、ゲストよりも早く姿を見ることができる特別な時間となります。
ファミリーミート
ファミリーミートでは次のメリットがあります。
身支度を終えて、いよいよ始めるという時間はなんだか落ち着かないような、緊張するような心持です。
そんな中まず、家族にその姿を見せることで緊張を和らげることができたのは大きかったです。
また、新婦側のお父さんが涙ぐんでおられたのも印象的でした。
実際の式や披露宴の最中はセレモニーなどもあり、なかなか落ち着いて姿を見ることはできません。
ファミリーミートであれば、その中で落ち着いた家族との時間を過ごすことができるのでやってよかったなと思えました。
親族紹介
結婚式当日に両家が顔を合わせて行う親族紹介。
結婚式当日に両家の家族や親戚が一堂に会し、新郎新婦との間柄を紹介しながらあいさつを交わす大事な儀式です。
親族控室にて、新郎側新婦側を順次紹介していきます。
私たちの場合は祖父母, 両親, 兄弟, 叔父叔母, いとこ までの世帯に参加していただきました。
自己紹介する形式もありますが、私たちは新郎新婦側からそれぞれを簡単に紹介する形をとりました。
スタジオ撮影
親族紹介終了後、スタジオでの集合写真になります。
両家が一堂に会して写真を撮る機会は挙式中も披露宴中もありません。
ですので、しっかりとした写真をここで収めておきましょう。
ホテルウェディングのドレス選び
挙式・披露宴の根幹と言っても過言ではないドレス。
そんなドレスだからこそ、時間をかけてしっかりと選ぶ必要があります。
ホテルウェディングのドレス選びのポイント
ホテルウェディングのドレス選びのポイントは、以下の通りです。
ドレス選びと一口に言っても決めることはたくさんあります。
ウェディングドレス・カラードレス・ドレスの小物・補正インナー・タキシード・和装などです。
私たちが行ったドレスフィッティングの様子はこちらからすべて紹介しています。
ホテルウェディングの場合、ホテルが提携している衣装店でドレスを探すことで特典を受けられる場合があります。
古名屋ホテルの場合、提携している衣装店でドレスを決めると、ウェディングドレスもしくはカラードレスのうち、高いほうを1着分プレゼントの特典がありました。
ドレスを決めるにあたり、レンタルになるため、式当日に他のレンタルの予定が入っていないかどうかは確認しましょう。
そして、選ぶの最重要ポイントは、とにかく何着も着てみること。
「形が似合わなそう」
「Aラインしか考えてない」
「特定の色しか似合わない」
といった凝り固まった考えは一度捨てましょう。
私たちも始めは、
「フリルは似合わない」
「カラードレスは赤やピンクの暖色系がいいかも」
こういった考え方でした。
しかし、最終的にはウェディングドレスもカラードレスも180°逆の形に落ち着きました。
また、ギリギリまで粘ったこともあり、ウェディングドレスは最新作のドレス、カラードレスは過去に前例のないドレスと出会うことができました。
没になったものはお披露目する機会はなくなるので、せっかくなら何着も着てみましょう!
実際に来てみて、これはないなと思ったものから消去法で選択肢を消していくと納得の一着に出会えるはずです。
ブーケ
ドレスが決まったもののブーケなどの小物も悩みどころです。
特に私たちの場合はカラードレスに合うブーケがなく、式直前まで四苦八苦していました。
蜷川実花さんのこのドレスを着た方の前例がなく、ブーケの最適解がありません。
最終的に判断したのは、カラードレスはブーケを持たず、頭を装飾するといった斜め上の発想。
当日、ヘアメイクさんの力も借りて、1発で仕上げました。
仕上がった様子がこちら。
ホテルウェディングの食事や宿泊
ゲストにとっては、新婦のドレスと同等に印象に残りやすい食事や宿泊。
普段から宿泊用で提供していることもあり、安心してお任せすることができました。
しかしながら、料理のグレードで大分差が出てしまうので、注意が必要です。
ホテルウェディングの食事について
ホテルウェディングの食事は、ホテルが提供する高品質な料理を楽しむことができ、アレルギー対応なども、事前に相談して変わりの料理に差し替えてもらうことができます。
また、子どもようにはお子様ランチ、新郎新婦にはハーフのコースを用意してもらうことができました。
グレードは税込み19,8000円・14,300円・11,000円のコースのうち創作料理もしくはフレンチから選ぶことができます。
どの内容でも美味しいのですが、内容にやはり差が出ます。
特に14,300円と11,000円の差は大きく、11,000円の料理では牛肉が出てこないなどの差がありました。
余裕があれば、一番上のグレードでもよいのですが、ゲスト側からすれば重要なのは美味しいか美味しくなかったかだけで、具体的にメインの肉料理のソースが…のような感想は飛び出しません。
料理の決定は試食会を通して決定することができます。
試食会の様子はこちらから
ホテルウェディングの宿泊について
ホテルウェディングの宿泊は、新郎新婦やゲストがホテル内の宿泊施設を利用することができます。
特に、県外からのゲストが多かったため、優待料金で行楽シーズンに宿泊できるのは助かりました。
また、古名屋ホテルのホテルウェディングでは、新郎新婦にスイートルームの宿泊がプレゼントの特典付き!
めったに泊まれないホテルのスイートルーム。
部屋の広さとゆったりとしたスペースを満喫しました!
ペーパーアイテム・お礼の準備
一口にペーパーアイテムと言っても、招待状のデザインから演出に使うものまで様々です。
私たちは、招待状は会場で用意できるものを使いましたが、他にプロフィールブック・エスコートカード・席札・名簿などはすべて自作しました。
また、当日に受付やスピーチをしてくれるゲストのお礼やお車代の準備などこまごました準備もたくさんあります。
招待状
ウェディングの始まりは招待状から。
招待状の発送が2月末だったので、新しい花々が芽吹く季節。
披露宴のお色直しを最高潮にもっていくために招待状は、可愛らしいながらもあえて落ち着いた雰囲気のものを使用しました。
特典で、招待状と芳名帳はサービスになっていたので安心して利用しました。
デザインと招待状の文面が決まったら、こちらが行うことは宛名書き。
宛名書きは頼むこともできますが、料金がかかります。
他の演出のためにも節約できそうな部分は節約していく必要がありました。
具体的には、頼んだ招待状が届いてから発送まで約3週間。
毎日、数枚ずつ書いていけば十分間に合います。
注意事項としては、寿の切手を自前で郵便局で購入する必要があります。
プロフィールブック
様々な式で見かけるA4用紙3枚巻きのプロフィールブック。
こちらも自作しました。
自作にあたり、画像作成ツールのcanvaを使って作成しました。
canvaの検索窓からテンプレートを検索して巻き3つ折りのものを編集していくのがオススメ。
仕上がったものはプリントパックのA4巻き三つ折りにてマットコート135の設定で発注しました。
新規の登録であれば、ポイントが2,000ポイントつくので、大分節約できます。
エスコートカード
エスコートカードって、席札とはどう違うの? と疑問に思う人いるかもしれません。
エスコートカードはゲストの席ではなく受付スペースに用意するもの。
カードにゲスト名とその人が座るテーブル番号を記入しておき、ゲストは自分の名前のカードを探して取り、記入してある番号の席につきます。
その名の通り、ゲストを会場へとエスコートしてくれるカードです。
お菓子作りが趣味な私の意見でナンバーはお菓子で統一。
こんな感じでAからM卓まで用意。
このカードをこれまた自作の枠組みに取り付けていきました。
枠組みの材料はカインズで揃えました。
席札
各自の席を表す席札もcanvaにて作成しました。
おしゃれなデザインはcanvaproでないと使えない仕様なので、30日の無料トライアルも申し込み、行に準備しました。
席札にはエスコートカードと同じテーブルナンバーと氏名を記載しておきます。
新婦側は裏にメッセージを用意しました。
クイズ
余興の一環で新郎新婦にまつわるクイズを出題。
新郎新婦のSNSをフォローしていれば正解できる仕様にしました。
こちらもcanvaで作成し、DAISOのエンボスペーパーにて印刷を行いました。
受付名簿・受付お願い書
受付用の名簿と受付お願い書はゲストに来てもらったときに必要です。
名簿はエクセルでざっと作りました。
お願い書は少しおしゃれにしたく、こちらもcanvaで作成しました。
また、受付の全体像はこんな感じになりました。
各種お礼・お車代
お礼については、受付4名・スピーチ2名・乾杯1名・県外から来てもらうゲストに片道のお車代をよういしました。
受付の4名にはAmazonギフトカードを2,000円ずつ。
他の方々には現金でお渡ししました。
引き出物
引き出物は大引き・小引き・引き菓子の3点を各世帯で準備。
苦慮した点としては、家族できていただく際に、それぞれにするか世帯にするかどうか。
結果としては、招待状の返信が世帯になっている家庭は世帯で準備することにしました。
引き出物もカタログから縁起物まで様々。
縁起物については特に種類が豊富なので、男性受けしそうなものとしてお茶漬け、女性受けしそうなものとして紅白うどんを用意しました。
披露宴の演出
続いて、披露宴の演出です。
最もワクワクして準備出来る反面、よくパートナーが何もしないなんて喧嘩になる話をよく聞きます。
特に「新郎側が準備しない!」なんて意見が多いですが、やってみて納得!
この量は到底一人ではこなせません。
お互いにできる部分とやってもらいたい部分を共有して進めていきましょう。
BGM
BGMに関しては、迎賓・挙式の入退場・セレモニー・披露宴の入退場・歓談・送賓などのそれぞれの演出で必要になります。
会場側で用意してもらえるものもありますが、ないものは自身で購入することになります。
全体通して、40曲ほどピックアップしました。
1点注意したいのが、Amazonなどで購入する際にレンタル落ちCDを安く購入することができますが、式場でレンタル落ちCDを流すことはできません。
ウェルカムスペース
ウェルカムスペースは新郎新婦にまつわるものを飾ります。
趣味のグッズや写真まで様々。
また、グッズだけでは彩にかけてしまうので、ドライフラワーやキャンドルを購入し飾りました。
ウェルカムボードはメルカリなどで文字入れまでやってくれる方もおられるので、そちらを頼るのもありです。
テーブル装飾
テーブルの装飾のメインはテーブルクロスとテーブル装花。
花のイメージを固めたら担当してくれる花屋さんと相談するのが一番です。
本やキャンドルなども交えてしっかりと作ってくれます。
InstagramやPinterestで検索しておくことをおススメします。
ムービー
基本のムービーはオープニングムービー・プロフィールムービー・エンディングムービーです。
私たちはこれに加えて、先に紹介したクイズの解説ムービー・退場時のエンドロールも別に用意しました。
映像会社に頼むこともできますが、1本10万ほど…。
これを受けて、エンディングムービー以外は自作することを決意しました。
使ったツールはCyber LinkのPower Director
エンディングムービーは当日の支度からお色直しの入場までを動画にしたものなので、さすがに一任。
後日、会場で流れたエンディングムービーが送られてきますが、感動の一言です。
入れ込んだ写真は自作ムービーで150枚前後。
使い勝手がわからないうちは、時間ばかり無くなっていきます。
毎日2時間程度の作業を2か月(約100時間)ほどかけて作成しました。
スピーチ
スピーチは主に新郎側が行うものとして、ウェルカムスピーチと結びの挨拶があります。
誰に感謝をするか明確にすることで、文面は作りやすいと思います。
実際の内容はこちらです。
本日はお忙しい中、私達のためにお集まりいただきありがとうございます
ウェルカムスピーチ
私達は2021年11月12日に婚姻届を提出し 夫婦として新しい生活をスタートいたしました
この場を借りて 改めてご報告させていただきます
また 皆様の祝福を受けながら挙式を行い 皆様に承認していただくことで 夫婦としての絆がより一層深まったと実感しております
本日は 日頃お世話になっている皆様への感謝の気持ちを込めて このような席を設けさせていただきました
ささやかではございますが楽しいひとときを お過ごしいただけることを心より願っています
本日はご多用の中 私たちのためにお集まりいただきまして ありがとうございました。
県外より駆けつけていただいた方々も多く 心より感謝申し上げます
この日を迎えるまでの道のりは いろいろなことがありましたが 皆様のおかげで最高の式を挙げることができました本日の式は 皆様に参加して楽しんでいただけるよう 二人で決め 半年前から準備して参りました。
お互い仕事の時間により なかなか思うように進まないこともありましたが 二人で支え合い 思いやりをもって乗り越え 今日という日を迎えることができました あっという間でしたが 今ではほっとしているような なんだか寂しいような気持ちです
これからは皆さまをお手本に 明るく笑顔あふれる家庭をつくっていきたいと思います
未熟なふたりではございますが 今後ともご指導ご鞭撻のほど、 よろしくお願いします
結びの挨拶
フォトラウンド・テーブルラウンド
大勢のゲストが新郎新婦と写真を撮りたいと考えているかと思います。
その中で、高砂の近辺で大混乱・親族が全然写真を撮りに行けないなどの一部の方が不満に思ってしまうことが多々あります。
これを解消するために、エスコートカードの番号で高砂での写真撮影の順番を区切ることにしました。
これを行うことで、全員が落ち着いて写真を撮れますし、順番がくるまでは安心して料理を楽しむことができます。
実際、ゲストの方にも好評でした。
他の式では見ない形のフォトラウンドだったと思います。
新郎新婦がテーブルを周るテーブルランドは退場演出の際に行いました。
退場曲に合わせ各テーブルを周り一言二言交わすと同時に、チュッパチャップスを配り歩きました。
余興・セレモニー
余興やセレモニーとしては、クイズのほかにウェディングケーキのファーストバイト、両親へのサンクスバイト、両親へのプレゼントを行いました。
ウェディングケーキについては後程ご紹介します。
両親へのプレゼントは両家が初めて顔を合わせた顔合わせ食事会の写真をあしらったフォトクロック。
小物がなんでもそろうファルベさんから注文しました。
ウェディングケーキ
ウェディングケーキについては外観のデザインはフルーツをあしらったシンプルで高級感の出るデザインにしました。
よく見る、フルーツがこぼれ落ちるケーキも魅力でしたが、入刀の時にフルーツを落としそうだったのでやめにしました。
それ以上にこだわったのが、中身。
通常のスポンジだとコース料理の後に出てくるものとしては重たすぎる。
なので、無理を言ってシフォンケーキ風のスポンジにしてもらい、レモン風味の生クリームをナッペすることで少しでも口当たりを軽くしました。
これが大好評!
誰に聞いても初食感のウェディングケーキとの評価をいただきました!
プチギフト
プチギフトは送賓の際にゲスト一人ひとりにささやかなプレゼントを包んで渡します。
ここでは、lotusクッキーに紅茶もしくはコーヒーのティーバックを詰めて渡しました。
細かい部分として、Thank you タグも自作して取り付けました。
ホテルウェディングの成功の秘訣
ホテルウェディングの成功の秘訣は、 事前に打ち合わせをしっかりと行い、細かい要望や希望を伝え、 ゲストの立場に立って、快適な空間やサービスを提供することこれがすべてです。
「ゲストと一体になって楽しむことが最優先!」
このコンセプトを終始貫いた結果、大成功だったと思います。
実際、式が終わった後で、様々な気遣いがありがたかった、ゲストのことをめっちゃ考えてくれてあったという意見を頂戴しました。
ホテルウェディングの費用
最終的な費用は次の通りです。
これに、100円均一で揃えたものや印刷物の代金、お礼、お車代、宿泊代などが合わさって
合計400万円程度になりました。
しかしながら、これだけよくしてもらうと全然高いと思いません。
むしろそれだけの価値があったと思います。
最後に
実際に式を挙げてみた感想としては、準備期間はとても忙しかったし大変だったけれど楽しかった!
準備を夫婦二人で協力して行ったからだと思います。
これを一人で考えて実行するのは心が折れてしまいます。
事細かに相談をすることで抱える不安が一気に解決することが多いです。
私たちもプランナーさんのおかげでなんの不安もなく式を挙げることができました。
少しでも不安に思ったらすぐに相談してください。
ぜひ、これから式を挙げる方も夫婦で協力して最高の式を作って欲しいです。
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