蜜ロウを塗った小さな型で焼かれたフランス生まれのお菓子カヌレ。
独特のフォルムと真っ黒に焦げた表面からは想像出来ない中身の柔らかさも魅力の一つです。
焼き色がついた外側はカリっと香ばしく、内側はしっとりと柔らかいのが特徴で大好きという方も多いのではないでしょうか?
コンビニとかのカヌレって少し高いよなぁ…
興味はあるものの、コンビニなどで見かけるカヌレは170円前後。
他のスイーツと比べると小さいのに割高に感じます。
そこで、ラム酒を使わず1個100円未満でお手軽、かつとっても美味しいカヌレを作ってみました。
材料はとってもシンプルで、型と時間さえあれば誰でも簡単に作ることができます。
ラム酒なしカヌレの材料
材料自体はとってもシンプルですね!
ざっくり計算で1個当たり70円前後で作ることができそうです。
ラム酒なしカヌレの作り方
カヌレを作るときには24時間生地を寝かす工程があります。
焼く前日から生地を仕込んでいきましょう!
カヌレ生地作り(1日目)
鍋に牛乳と砂糖とバターを入れ、中火で加熱します。
バターと砂糖が溶け、牛乳が沸騰するまで加熱してください。
沸騰させることで牛乳のタンパク質が壊れます。
沸騰した牛乳を火から外し、氷水などにあてて人肌程度になるまで冷ましておきます。
卵をよく溶きほぐし、小麦粉を入れてかき混ぜます。
今回はスポンジケーキのように膨らませる訳ではないので、混ぜ過ぎはNGです。
このくらい粉っぽく、だまっぽくなっていてOKです。
冷ましておいた牛乳を半分ほど加えて切るように混ぜていきます。
ここでも勢いよくぐるぐる回してしまうと、焼くときに膨らんでしまうので、切るように混ぜていきます。
1回目はこんな感じになるまで混ぜましょう。
だまが沢山残っていても気にしなくて大丈夫!
残りの牛乳を加え同様に混ぜていきます。
2回目を混ぜ終わった様子はこんな感じ。
混ざった溶液をよく濾していきます。
へらを使ってしっかりとだまが小さくなるように濾していきます。
しっかり濾して、大分なめらかな生地になりました。
この状態で、粗熱をとり、ラップをして24時間冷蔵庫で寝かせます。
カヌレ生地の焼成(2日目)
だまが底の方に沈んでいたら、よく混ぜて、30分ほど室温に置いて常温に戻しておきます。
型に分量外のバターを塗っていきます。
この際に、オーブンを230℃で予熱し始めてください。
型にまんべんなく塗っておきました。
これで、焼きあがったときに型から外しやすくなります。
生地を型の8分目まで流し込んでいきます。
若干は膨らむので、満杯まで入れるとあふれてしまいます。
型に生地を流し込んだら、焼いていきます!
まずは、200℃で60分焼いて様子を見ます。
60分後に焼き上がりを1つ取り出してみました。
焼き色が浅いので、型に戻し追加で15分焼いていきます。
底はいい色合いでしたので、上にアルミホイルを乗せ焦げるのを防ぎます。
合計75分の焼成後、取り出しました!
どれもいい感じに焼けています。
焼きたては非常に熱いし柔らかいので注意です!
ここから冷ましていきます。
網に乗せ、2~3時間冷まします。
完全に冷めたら完成です!
外側の柔らかさがなくなり、パリッとした固さになります。
ラム酒なしカヌレを実食!
さて、見た目はいい感じに仕上がりました!
カヌレと言えば、巣状の断面も特徴ですよね。
断面は…
お~!
きれいな巣状になっていました!
これだけでも、テンション上がりますが肝心の味も大切。
早速いただきました。
触った通り、外はカリカリ。
中は半生状でもっちりとしたまるでクレープを食べているみたい!
ほんのりとした甘さと、バターの香ばしさがたまらない、そんなおやつです。
家でこれだけ安く、美味しく出来るのであれば、多分コンビニでは買いません笑
これに、チョコレートやはちみつをつけたり、するのも美味しそう!
まとめ
多くの方が大好きなカヌレ。
型を使ってラム酒なしでもとっても美味しいカヌレを作ることができました!
沢山食べたいけれど、安くはないし…と思ったときに作ってみるのはいかがでしょうか?
型さえ入手してしまえば、自分のおやつ用にも、プレゼント用にもいつでも作ることができます。
ぜひお試しください!
また、オンラインで料理教室に参加できるサービスもあるようです。
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気軽に教わるのも楽しいと思います。
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